ラノベ紹介

冷たすぎるヒーローにムカっだけどラブシーンにドキッ|眼鏡王子の溺愛×罠 王宮図書館のミダラな昼下がり

攻め要素が強いティーンズラブ小説です。様々なバリエーションのラブシーンを見て悶えたいかたは是非!ヒーローの冷たい態度と、恋人演技中の甘々な態度のギャップ萌えします。

本作ポイント
  1. とても冷たいムッツリヒーロー
  2. クサイ台詞がたまらない
  3. 伏線がたくさんある

あらすじ

新米司書のディアが初出勤をすると、「何だお前はいったい……帰れ!」と声を投げつけられる。そうはいってもディアは帰るわけにはいかない。父親の借金を返済するため、何としてもお金を稼がなければいけないから。ディアの父親は珍しい本の収集が趣味で、困窮を極める。金貸しからは爵位と共に嫁いでくれば借金を帳消しにするといわれている。ウィングフィールド家の伯爵位は嫡男の弟が継ぐが、ほかにも爵位がありディアには男爵位が残されていた。30歳も年上の金貸しに借金の代わりに嫁がされるなんてたまったものではない。両親はあてにならないので、身分を隠して働くことを決めた。

そんなわけだから、高給がもらえる王立図書館をやめるわけにはいかない。大好きな本、そしてお金、趣味と実益を兼ねたこんなに条件のいい仕事は他にないので簡単には諦められない。粘るディアにクロードはある条件を提示します。その条件とはクロードの恋人役をすること

なかなか結婚しないクロードを心配した王妃(母親)が、あらゆる令嬢をクロードに引き合わせて結婚させようとしていたため、仕事に集中ができず、また大好きな本を雑に扱われてしまうこともあって面白くなかった。クロードは、母から仕向けられた女性避けのためにディアに恋人役をするように条件をだした。もちろんそちらのお給料もはずむ。ディアは強引にクロードに押し倒しファーストキスを奪われ突然の出来事に混乱して意識を失ってしまう。

登場人物

ディア・フィールダー(エルフィンディア・フィル・ウィングフィールド)

伯爵家のお嬢様にもかかわらず、父親の借金のために身分を隠して働くことに。大好きな本に関われる司書の求人に応募したものの、館長にいらないと追い返されるも粘ったところある条件をつきつけられる。

クロード・ギ―・カルリエ=グノー

グラン=ユール国の世継ぎの王子。本が好きで、女性にあまり興味がない。王妃に婚約者候補を刺客のように送られてきてうんざりしている。

ランドルフ

リネット

目次

  • プロローグ 初出勤は危険な誘惑でいっぱい!?
  • 第一章 口説かれて初めてのキスを奪われて
  • 第二章 ニセモノの恋人の淫らな情事
  • 第三章 甘く甘く堕ちてゆく
  • 第四章 甘い誘惑はハニー×ハニー×トラップ
  • 第五章 抱きしめないでーーニセモノの恋人ですよ?
  • 第六章 素敵な告白と淫靡な快楽と
  • 第七章 奪還された花嫁
  • 第八章 楽園で溺愛されて乱されて
  • エピローグ そしてまた溺愛×罠の日々
  • あとがき

もこもこの所感

クロードがディアに囁く愛の言葉がとても甘くとてもクサく、クサすぎてめまいがしそうなほどヤバいです。

最初の超絶冷たい態度にイラっ。あんなにディアに強引に迫ったくせに、誤解してディアの話を聞かずに突き放すところにもイラっ。

もこもこ

イラストも萌える!

感想(ネタバレ含)

出会てすぐに問答無用に司書は不要だと言うクロードの態度が失礼だなというのが最初の印象。王子さまだし女性に絡まれて大変なのかもしれないけれど、初対面の女性に伝え方はあるんじゃないのかな?と。

でもなぜだか不思議。眼鏡イケメン王子が「子猫ちゃん」とか「かわいこちゃん」とか、「マイスイート」とかくっさい台詞を吐いているのに、ぐさぐさと胸に刺さる。お芝居なのに、本当なんじゃないかと思えてくるところもグッとくる。

そして、ラブシーン。作者さんもあとがきで話していますが、拘束ありだったり、強引にいったり、アレもコレもといろいろ盛り込まれていてキュンとします。S系ヒーローが好きな方にヒットするんじゃないかなぁ。

関連書籍

当て馬のランドルフと、ディアとクロードを結び付けたリネット兄妹のラブストーリーです。

ABOUT ME
もこもこ
魔法・異世界・騎士・王子といったキラキラファンタジーが大好きです。女子向けライトノベルやティーンズラブ小説を中心に読んでいます。読んで楽しかったなという気持ちをブログにまとめています。

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