少女小説『マリエル・クララックの婚約』(桃春花)について紹介します!
本作のポイント
- 存在感がない主人公
- 令嬢 × 令息騎士
- 鈍感すれ違い
[PR]
あらすじ
地味で目立たない子爵家令嬢マリエルに、令嬢たちの憧れの的である近衛騎士団副団長のシメオンから縁談の話が持ち上がった。シメオンは伯爵家嫡男で文武両道で令嬢がこぞって狙う完璧美青年。夜会では、他の令嬢からねたみと嘲笑を浴びつついやがらせも受けるがマリエルは気にならない変わり者。
マリエルの趣味は「観察」。小説を書くために、得意の存在感消しで人間関係を観察しているからだ。マリエルは貴族の結婚はそういうもの(政略結婚)だと思っているので気にしてはいないが、シメオンは「見た目穏やかな腹黒系眼鏡美青年」という好みにピッタリだったので良かったと思っている。
もこもこの所感
もこもこ
マリエルが天然で、一途で、我を曲げないところに好感を持ちました。シメオンの大人の包容力にぐっときます。どうしてマリエルとシメオンが婚約することになるんだろうと冒頭から気になって気になって仕方ありませんでした。
内容
地味で目立たない子爵家令嬢マリエルに持ち込まれた縁談の相手は、令嬢たちの憧れの的である近衛騎士団副団長のシメオンだった!? 伯爵家嫡男で出世株の筆頭、文武両道の完璧美青年が、なぜ平凡令嬢の婚約者に? ねたみと嘲笑を浴びつつも、マリエルは幸せです。だって彼は私の大好物、見た目穏やかな腹黒系眼鏡美青年なのだから! 婚約者とその周りにひそかに萌える令嬢の物語。WEB掲載作を加筆修正&書き下ろしを加え書籍化!!
関連書籍
[PR]
[PR]